仏自動車メーカーPSAプジョー・シトロエンは、フランス政府と中国・東風汽車を引き受け先とする増資を通じて、40億ユーロ(54億ドル)の調達を模索している。仏紙ル・モンドが20日、報じた。同紙によると、仏政府と東風汽車がそれぞれ30%のプジョー株を引き受ける方向で協議が進んでいる【ロイター】プジョーはフランスを代表する企業の一つですが、自動車メーカーとしてグローバルで勝ち残れているかと言えば、かなり疑問です。ベンツ(ダイムラー)やBMWのような高級車ではないですし、性能では日本メーカーに劣るので、 如何にも中途半端な立ち位置です。
一方で中国の東風汽車とは業務提携を結んでおり、神龍汽車という合弁会社も持っている間柄です。今後は販売台数の伸びからして、世界で最も重要となる中国市場で勝ち残るために、財務強化に加えて、東風汽車との連携を強める狙いでしょうかね。
中国企業の軍門に下るに近い増資までするという意気込みは、評価できるでしょうが、プジョーがグローバル市場で勝者となるとは思いませんねぇ。現に、この増資話が出てから、プジョーの株価は7%以上暴落しているようです。
折しも今、東京モーターショーが開幕しています。プジョーも出展していますが、反響はどんなもんなんでしょうかね?まあ日本市場はオマケ程度で、本命は中国など新興国市場だと思いますが。